母と二人暮らしの堂島凪沙（どうじま なぎさ）は、
霊感が強く度々悪夢にうなされていた。

JASA（宇宙研究開発機構）に勤務する母が、
一週間前に仕事に出かけたきり連絡が取れない事も、悪夢を見る要因かもしれない－

そんな時、大学の友人達からの連絡で
いつものカフェに向かうと、
真波が婚約指輪を無くしたと言い落ちこんでいた。
3週間前に実家に帰省し、
そこで無くしたかもしれないという。

ところが真波の実家は、一ヶ月前に隕石が落下し
壊滅的な打撃を受けた村だった。
現在は完全に封鎖され立ち入りが禁止されている。

戻って指輪を探したいという真波。
JASAに勤める母も
その村にいるかもしれないと考えた凪沙は、
友人3人と共に真波の故郷に向かう。

そこで凪沙たちが目にしたものは…